エリアマネジメントは道路や公園でイベントをしやすくするだけではない

エリアマネジメントという言葉は未だに誤解されている。
その一つが、道路上に店舗、カフェを設けて街をにぎやかにするということが、エリアマネジメントと誤解されていることだ。
確かに、そのような公共施設を民間開放するということはエリアマネジメントの一つと言うことができるのだが、何をしているかといえば、
・公共が道路を事業者に貸す
・事業者がカフェや店舗を出店する
・ついでに道路の管理の一部の作業や費用を負担する
これだけ。
エリアマネジメントは道路というエリアだけに留まらず、もっと面的な、もっといえば、土地というものをマネジメントするものだ。
土地のマネジメントということは、公共施設だけではなく、民間の個々の土地のマネジメントをすること。
これがあって初めて、エリアマネジメントと言える。
歩行者天国的なことがエリアマネジメント?ということだ。
あくまで、エリアを考えて、民間の土地活用の方向性も含めてエリアのなかの土地所有者がその土地の価値、つまり、地域の価値の維持や向上に何ができるのかを考えることから、エリアマネジメントはスタートする。
道路の利用を開放しろ!では単に行政に頼るだけだ。自らの土地の活用などの行動が伴わない活動は、旧態依然とした要求型のまちづくり、公共依存のまちづくりに過ぎない。
このあたりが誤解されているところが大きい。
BIDもまさに地区。
地区の管理は住民といよりも、土地所有者たちが行うというDiscrict。日本で言えば自治体に当たる。
これが本質。あくまでの民間の土地所有者の活動がエリアマネジメントの本質だ。

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