生協が日本のエリアマネジメントの原点

エリアマネジメントの担い手がいつも問題になる。 企業が行うようなもの、企業が集まる社団的なものは特に好きに取り組めばいいだろう。 だが、一般の消費者が取り組むには、消費者だけに生協がベストだと思う。 なぜなら、地域を限定した組織だからだ。 消費生活協同組合法 (昭和二十三年法律第二百号) 施行日: 平成二十八年五月二十九日 low gov.より、 http://elaws.e…

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エリアマネジメントとフリーライダー問題

フリーライダーが問題になるのは「公共財」についてです。 公共財というのは、「私的財」に対立するものとして説明されるものです。 しかし、これではあまりに大雑把です。 財にはもう少し種類があります。 これを見てお気づきのように、エリアマネジメントで提供されるサービスというのは決して公共財ではないのです。 コモンとかクラブという性格のモノ。 つまり、自治会活動と何ら変わらないの…

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フリーライダーの前提は公共財は個々が完全にサービスを利用できるという仮定にある

エリアマネジメントでよく問題とされるのがフリーライダー問題。 これは、ただ乗り問題のこと。 公共財では典型だが、例えば道路という公共財であれば、誰もが完全に利用ができる。 料金も徴収しない以上は、タダで使えるということだ。 タダで使えなくするには料金を取り、ゲートを作るということをする必要がある。 それができないから公共財ということでもある。 そして、公共財をどれだけ供給すればいいの…

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エリアという単位を考えることは社会を良くすることに繋がります

エリアマネジメントのエリアという考え方は非常に大切なものです。 エリアマネジメントとはまさに公益的な活動です。 でも広く公益などと言っても多くの人にはピンとこないものです。 公益とエリアマネジメント?? ところが、エリアがまさに職場の近く、また、良く遊びに行く場所、そして、自宅の周辺、故郷であったりするとどうでしょう? とても親しみやすく、日常的な場所に対して様々な思いを持っていると思…

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エリアマネジメントは道路や公園でイベントをしやすくするだけではない

エリアマネジメントという言葉は未だに誤解されている。 その一つが、道路上に店舗、カフェを設けて街をにぎやかにするということが、エリアマネジメントと誤解されていることだ。 確かに、そのような公共施設を民間開放するということはエリアマネジメントの一つと言うことができるのだが、何をしているかといえば、 ・公共が道路を事業者に貸す ・事業者がカフェや店舗を出店する ・ついでに道路の管理の一部の…

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エリアマネジメントは住環境マネジメント

エリアマネジメントについての現状。 今、エリアマネジメントという言葉でカバーされているのは、エリアマネジメントが何をするのか?ということ。 例えば、住宅地であれば、 ・公園を管理する ・街灯などを管理する ・共用の庭などの空間を持つ ・住民のためのイベントを行う ・防犯パトロールをする といったこと。 また、商業地では、 ・集客イベントをする ・道路の歩道の管理をする ・…

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住宅団地の価値を考えるヒント

エリアマネジメントが分かりやすいのは、1つは住宅団地を考えてみることではないだろうか? もちろん、もともとエリアマネジメントは、売れない都市再生機構の住宅団地を売るために付加価値をつけるという発想から日本では始まったものだ。 それとは別に、高級住宅地においては、ステータスを守るために規制と維持管理費を集めるという取り組みもあった。 こうした取り組みを整理したのがエリアマネジメントという概念…

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HQM、Home Quality Markという評価もある

ホーム・クオリティ・マークというものがある。 これは日本語にすれば住宅品質マークといったところだろう。 https://www.homequalitymark.com/filelibrary/HQM--December-2015-.pdf 2015年版。 新築住宅のための品質表示で自発的に取り組まれるものであり、消費者目線のもの。 イギリスや世界で使われることを想定している。 イギリ…

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HQIについて―Sustainable Homesのホームページより

イギリスのHQIについて紹介します。 なぜ、HQIという疑問もあると思いますが、CASBEまちづくり、というものがあるように、一定のエリアを定めて評価をする仕組みがエリアマネジメントでは重要になってきます。 なぜなら、金を出してそのエリアの価値が向上する、と言っても、それって本当?ということになるからです。 そのためには、実際に取引や賃料という形では見えないものを予め予測して評価する枠組み…

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エリアマネジメントのポイントは活動資金をみんなが払うか?です

エリアマネジメントで一般に言われるまちづくりと違うのは、その活動資金が必要だということを持ち出すことです。 一般にまちづくりは住民、市民によって活動がされるもので、それを市町村の行政が引き受けるというのが一般的。 だが、エリアマネジメントは自律的なまちづくりであり、市町村の支援は受けるものの、その最終形は自ら資金を調達して市町村の補助金に頼らないまちづくりを進めていくというもの。 日本では…

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